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防爆構造 / ぽうぱくこうぞう トンネル用語集 掘削


項目 ぽうぱくこうぞう/防爆構造
英語 explosion-proof construction、flame-proof construction
独語 explosionsgeschtzte Konstruktion
仏語 construction anti-explosive
意味 火、電気などを使用する機械、器具類を坑内空気中に置いて使用する際、メタンガスなどに着火して爆発の火源となることなく、安全に使用できるよう特に考慮された構造.。電気機器の防爆構造には、次の種類がある。①耐圧防爆構造:全閉構造で、容器内部で爆発が起こってもその圧力に耐え、かつ、外部の坑気に引火するおそれのない構造。②狭隙防爆構造:容器の内外を狭い隙間によって連絡し、容器内部で坑気の爆発が起こった場合、狭い隙間からガスを噴出させて危険な圧力上昇を防ぐとともに、外気の坑気に引火するおそれのない構造。③油入防爆構造:電気機器の火花またはアークを発生する部分を油中に収め、油面上に存在する坑気に引火するおそれのない構造。④内圧防爆構造:容器内部に清浄な空気または不活性ガスの保護気体を圧入して圧力を保持することによって坑気が侵入するのを防止した構進。内圧の保持方式によって、①通風式、②封入式、③密封式に分類される。⑤安全増防爆構造:正常な運転中に、電気火花または高温を生じてはならない部分に、これらの発生の防止をするよう構造上または温度上昇について、特に安全度を増加した構造。⑥本質安全防爆構造:正常時および事故時に発生する電気火花または高温部により、坑気に点火し得ないことが点火試験その他によって確認された構造。